『考える工程管理から感じる工程管理へ』
企業において情報は何らかの形で必ず関連性があるもの。
漠然とした関連性を明確な関連性へ、情報を整理して分かりやすく伝える。
それが生産管理システムに与えられた最も大きな使命です。
今度の生産管理システムでは、『
本格的なガントチャート機能』を搭載。
文字と数字からなる複雑な情報を、よりいっそう分かりやすい、ビジュアルな形で表現します。
※無料体験版は
無料ダウンロードから。
※このソフトウエアは一品物鋳造を主としている企業向けです。
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●圧受注処理―通常画面
受注処理画面を開くと、納品が完了していないすべての受注データが表示されます。
受注処理画面がいかに使いやすいか、それが生産管理システムのカナメ。
今度の受注処理画面は「通常画面」「工程管理用画面」「鋳造予定表作成画面」以上3つの画面を用意。作業に応じて最も使いやすい画面を自由に選択できます。
ビジュアルに分かりやすく、これが今回のシステムコンセプト。カラー表現を随所で活用して最適な情報を提供します。
[納期]では、納期が迫ると黄色、納期が過ぎると赤色で表示されます。
また、[納品数]では納品数量が受注数量に達すると緑色、一部だけの納品がおこなわれると黄色で表示されます。
画面下部には選択した受注に関連する発注情報を表示し、受入状況が確認できるようになっています。
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●受注処理―工程管理用画面
工程管理用画面を表示すれば、どの受注がどの工程で止まっているかが一目でわかります。
画面には工程の納期が表示され、納期が迫ると黄色、納期が過ぎると赤色、作業が完了すると緑色で表示されます。
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●受注処理―鋳造予定表作成用画面
鋳造予定表を簡単に作成できるように便利な作成機能を搭載しました。
予定表を作成するには、
まず鋳造予定の行の[鋳造ch]をマウスでチェックし、[鋳造予定表]ボタンをクリックします。
あとは表示されたダイアログで、日付と回数を指定して[印刷]ボタンをクリックするだけ。
[鋳造ch]をチェックすると画面右上にリアルタイムで鋳込み総重量が表示されます。
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■オプション
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●鋳造計画作成ツール
マウスで簡単に鋳造計画を立てられます。詳細は
こちら
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■画期的なガントチャート作成機能を搭載
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●ガントチャート作成機能
今回の超目玉機能、ガントチャート作成機能。
工程の流れを視覚的に表現するには、やはりガントチャートが一番。
これは誰もが気付いていたことがらでしたが、実際に縦に展開するデータを横に展開し、しかもガントチャートのままで編集を許可するということは容易なことではありませんでした。
チャートの作り方はいたって簡単。マウスカーソルを開始日から終了日にドラッグするだけでラインが表示されます。
※以下、「使い方」を参照
工程のシフト機能も搭載。基準となる日を指定し、シフトさせたい日数を指定します。シフトを行わせたくない工程は、[固定]チェックをオンにします。
しかもガントチャートは発注情報とリンクし、チャート上に各工程納期を表示しますので各工程の責任者はこれを見れば一ヶ月間の予定が確認できます。
※画面をシフトさせることで1カ月以上の確認も可能
ラインをダブルクリックすると発注処理画面が表示され、工程への発注が可能となっています。
ガントチャート全体によって一ヶ月間の仕事の流れ混み具合をつかみ、新たなラインを引き、次に各受注のこれまでの工程納期を確認しながらライン上の工程納期を決定します。
※ライン上に工程納期を表示するガントチャートはおそらく日本初
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●使い方
1:開始日をマウスで左クリック
※濃い緑色は納品日
2:そのままドラッグして終了日へ移動
3:マウス左ボタンをリリースするとラインが表示される
4:ラインをダブルクリックして発注画面を開き、工程への発注を行う
5:発注処理が完了するとライン上に工程納期が表示される
左図の例では「鋳」は鋳造納期、「手」は手入れ納期、「仕」は仕上加工納期を意味する。
■すべての情報が作業指示書とリンク
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●作業指示書と発注情報
受注入力時で、はじめて受注した図番を指定すると自動的に作業指示書画面が表示され、入力を促されます。また、すでに作業指示書が作成されている場合はそれが表示されます。
すべての情報は作業指示書を中心にリンクします。
作業指示書で使用するテーブルは、ユーザーによってカスタマイズすることができ、ユーザーに応じて最適な画面を設計することができます。
棚卸日、棚卸数、棚卸日以降の入庫数、棚卸日以降の販売数を表示し、現在の在庫数も表示します。
画面下には「発注情報」「押湯メモ」「木型メモ」「鋳造履歴」「売上実績」「関連ファイル」などの情報がリアルタイムに表示されます。
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●作業指示書と鋳造履歴
作業指示書の「鋳造履歴」では、すでに入力された鋳造日報が表示されます。
鋳造日報入力時に添付した画像もここで確認することができます。
良品数、不良品数をリアルタイムに集計し、常に不良率を表示します。
※追加できる画像ファイル数に制限はありません。
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●作業指示書と売上履歴
作業指示書画面でも売上データの確認が可能となりました。
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●作業指示書と関連ファイル
作業指示書にはデジカメファイル、CADファイル、エクセルファイル、ワードファイルなどを添付することができます。添付ファイルの種類、添付ファイル数に制限はありません。
また、表示された画像やアイコンをダブルクリックすると関連アプリケーションが自動的に起動されます。
※追加できる画像ファイル数に制限はありません。
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■受注処理画面から発注処理画面へスムーズ移行
受注処理から発注処理へ、画面の移動は極めてスムーズ。
また、受注処理画面では発注が行われたかどうかが確認できるようにしました。
発注時には同製品における過去の発注情報を表示。
過去の発注先、発注単価などを確認することができます。
また、発注先のすべての発注情報を表示して、仕事の混み具合も確認できます。
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■バーコードリーダー対応の受入画面
発注した商品の受入れはこの画面で行います。受入処理では仕入伝票に書かれた発注番号を入力するだけ。商品名や数量、単価の二度打ちは必要ありません。
今回はバーコードリーダーによる連続入力にも対応しました。現品票に表示されたバーコードを連続スキャンするだけで簡単に入力作業が行えます。
受入入力画面下には受入未完了の発注一覧を表示。
任意のレコードをマウスでダブルクリックして入力することも可能です。
仕入伝票に発注番号が記入されていない場合などにご利用ください。
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■すべての発注状況を一つの画面で把握
すべての発注データはこの発注一覧に表示されます。
発注データは受入が完了すると自動的に「受入完了」としてマークされ、発注一覧から順に削除されていきます。
[納期]では、受入納期が迫っているものは黄色、納期が過ぎているものは赤色で表示されます。
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■デジカメ画像、検査結果を鋳造日報に添付
鋳造日報を入力します。
鋳造日報はデジカメファイル、検査結果等々、様々な情報といっしょに記録することができます。
良品、不良品(不良の状態別に)の数量を詳細に入力します。
※今回のファイル記録方法はAccess2007の「添付ファイル」形式を利用せずに、
データベース外部にファイルを保存する方式としました。これによってAccessデータベースの最大ファイルサイズ2GB制限を気にする必要がなくなりました。
※追加できる画像ファイル数に制限はありません。
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■工場の負荷をさまざまな角度から表現
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●受注カレンダー
メインメニューの右に表示された受注カレンダーは単なるカレンダーではありません。
受注データを元に鋳造重量を算出し、それを指定した日数で分散して日々の重量合計を求め、数値の大小によって色別して表示しています。すわなち、このカレンダーを見れば工場全体の作業の混み具合がある程度把握できることになります。
基準となる[基準重量]、[最大重量]、[分散日数]を環境設定で設定します。
日々の重量合計が[基準重量]未満の場合は緑色、
[基準重量]以上[最大重量]未満の場合は黄色、
[最大重量]以上の場合は赤色で表示されます。
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●日別受注図面重量
受注情報の納期と図面重量から日々の鋳込み重量を算出しグラフ表示します。
これを見れば日々の具体的な仕事量が把握できます。
上記の受注カレンダーとあわせて、工場の負荷判断にご利用ください。
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●材質別図面重量集計
月ごとの材質別図面重量をグラフで表示します。
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●月別受注金額集計
月別得意先別の受注金額を集計し、最後のページにグラフを表示します。
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■製品在庫表
得意先ごとの製品在庫数量を管理します。
棚卸処理も搭載。さらに、棚卸数と理論在庫との差を一覧表にして印刷する機能も搭載されました。
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●受払履歴
在庫数量に疑問を感じたらすぐに受払履歴を表示してみましょう。
在庫数量算出の根拠となる入庫、出庫データの詳細を表示します。
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■見積書作成機能
見積書作成機能も搭載しました。
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■その他の機能
売上処理、仕入処理、請求書発行、仕入元帳発行
年間売上額集計、入金一覧表、得意先別売上集計、単価未登録一覧、年間仕入額集計、支払一覧表、仕入先別仕入集計、単価未登録一覧、分類別仕入集計
不良率一覧、その他
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■プログラム動作環境
このプログラムを動作させるにはAccess2007が必要です。
Access2007はWindowsXP(SP2以降)、WindowsVista、Windows7上で動作可能です。
サーバーにはWindows Server 2003、Windows Server 2008マシンを使用してください。
業務に関連するクライアント数は10~15台程度までとしてください。
クライアントディスプレイはできるだけ高解像度のものをご利用ください。(1280*1024以上を強く推奨します。)
※それ以上のクライアント台数をご利用になる場合はデータベースにSQL Serverを利用することとなります。